債権の元本価格に既経過利息を加えて評価する場合

貸付金などの債権の評価をするにはどのようにすればいいのでしょうか。
銀行などからお金を借りることはありますが、逆にお金を貸すことはあまり多くの人が経験することではないかもしれません。しかし会社の経営者などが資金繰りの厳しい会社に個人資金を貸し付けることは多々有ります。決算の時などに行う貸付金の評価は、元本に加えてその評価額を算出したい時点での既経過利息を加えて導き出します。
この既経過利息とは既に発生している利息のことです。利息は受け取った時点で認識されるものではなく常に発生していますので、評価額を算出する日までの利息を計算しなければ正確な評価額は算出できません。
このような利息の計算は相続税の課税対象評価額を算出する際にも必要となります。相続開始日における評価額を算出しますので、その日までの利息を計算する必要があります。
この考え方は銀行などの預金に関しても同じことが言えます。普通預金や定期預金などを解約する場合、解約する日までの利息が日割りで算出されます。預金口座には年に数回利息が振り込まれますが、その時に利息が発生しているわけではなく利息は毎日常に発生し続けていることを認識しておく必要があります。